社団法人 中川法人会  
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  平成15年度 活動報告(全体)
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  新春講演会

日時/平成16年1月21日(水)
会場/名古屋国際ホテル
講師/植草一秀 氏 
     (早稲田大学大学院公共経営研究科 教授)
演題/世界経済のゆくえ




「陽の時代」への転換
2004年からの経済は、バブル以降続いてきた「陰の時代」から「陽の時代」への転換期を迎えるのではないかと思う。そのための一番大きなリスクファクターは、アメリカの財政赤字と貿易収支の赤字、いわゆる「双子の赤字」である。現在、アメリカは対策として、減税と軍事拡張を行っている。同じリスクがあったのが18年前で、当時のレーガン大統領も同じやり方をしている。その時は、景気はよくなったが、引き換えに財政赤字が激増した。現在もそうなっているはずだが、なぜ表面化してないかというと、日本政府が、無制限にドルを買っているからである。ただ、それだけではドル安は止まらないのでいつか急落するおそれがある。それを防ぐにはドル安の元を正すため、アメリカの内需を抑制するとか、日本の内需を拡大するとか、金利差を縮小するなどの対策が必要だが、そういうことをやらずに介入するので、いつか大損というリスクがある。このまま何もなしに双子の赤字が火をふかないとは考えにくい。
現在はデフレの時代だが、5年10年先は違うのでないかと思う。昨年から今年にかけて経済の見通しが明るくなってきたが、一番の要因は株価が上がったことである。なぜ上がったのかというと、りそな銀行を税金で救済するというルール違反をやったからである。今までは退出すべきは退出という態度をとってきたが、今回救出したことで、かろうじて金融恐慌を免れた。また、自動車産業や電子機器の輸出好調という外からのフォローの風もふいた。不安なのはこの状況を政策でつぶしてしまうことである。高齢化社会に突入し、収支が厳しくなっていくなかで財政への不安があり、政治においてはイラク、北朝鮮への不安がある中、恐慌はルールを踏み越えてでも防ぐという安心感がひろがった。まさに再出発にふさわしい時期である。

日本経済の歴史と現状
日本経済は、これからどうしていけばいいのかというと歴史に学ぶことができる。90年代に4度景気支援対策を行い、効果をあげたが、持続しなかったのは、景気が浮上したところで、逆噴射となる、過った政策を行ったからである。橋本政権のとき、景気回復がはじまったところで、財政再建の先を急ぎ、消費税増税、医療費負担増加、公共投資削減、と一気にブレーキを踏み込んだ。その結果、株価は大暴落した。あとをうけた小渕首相は失敗の教訓を前面に生かし、経済をしっかり浮上させ、改革に取り組もうという段取りを組み、景気は浮上していったが、路半ばで倒れてしまい、その後の緊縮財政でふたたび株価は暴落していった。
現在の日本経済の実態は、物価の推移を考慮に入れると、経済成長率ゼロの状態が続いている。全体の雰囲気としては、動いている9割は豊かであるが、1割をみると本当に悲惨なこともある。今の日本の風潮が、1割が苦しもうが構わないという雰囲気になっているとすると、本来の日本の雰囲気が失われているという気がする。現在経済は底をついて、製造業の一部だけみると、少しずつ良くなってきている。GDPの2割が良くなってきたので、マスコミは大企業のほとんどが2割に含まれるので、この部分だけをとり景気回復とする。しかし、残り8割の中小企業のことについて触れないので、実態と報道の間に大きなずれがある。

日本経済再生の方策
日本企業はこれから浮上する絶好のチャンスにある。1995年村山政権の時には、14兆円の対策をして、よい流れのときに政府が後押しした。今回それがあれば本格浮上するだろうが、増税で負担が増えると心配である。日本経済の現状はいろんな側面があるが、全体としては不況で、物価が上がり、地価暴落で金融不安が広がっていて、総称してデフレ経済とよばれている。狭い意味でのデフレは物価が下がることであるが、本当は、不況とか資産価格の暴落等全体を指している。対応策は4通りあり、まずは、不良債権処理優先対策。小泉政権はこの立場であり、財政緊縮で進み、改革路線とよばれる。私自身は、景気回復優先対策がいいと思っている。まずは、景気をしっかり良くすることで、財政や不良債権処理の問題解決の出発となると思う。それ以外には、物価をあげる政策があり、インフレターゲッティング政策として叫ばれている。そして、日本の体質を変えるのがすべてに優先すべきという構造改革がある。規制の撤廃や、特殊法人の整理などをいうのだが、本質的に一番大事なのはこの部分であり、私も賛成であるが、法律を変える必要があるので、時間がかかり、現実に動いていないので、議論の意味がなくなってしまう。物価をあげる政策は、日銀がお金を次々に発行して調整インフレにすれば簡単だが、そうすると債権者から債務者に所得移転となってしまう。防衛策としては、円預金をドルかユーロか金にかえれば難を免れることになる。金利が上がるので基本的にはやってはいけない政策であり、こういったリスクがあるということを知識として頭の片隅に置いておいて欲しい。

企業戦略の構築
日本とアメリカでは経済政策でずいぶん差がついてしまった。アメリカは不況と財政赤字と不良債権を乗り越えたが、この歴史に学ぶのがわれわれには一番大事である。アメリカは金利の予想以上の引き下げを行い、世の中の心理をがらりと変えた。ゼロ金利の今の日本では、これは出来ないが、とにかく景気をよくしていくという意志を伝えるのが大事である。しかしアメリカは不良債権処理を優先しろという。なぜかと言うとそのほうがアメリカの経済にとっては都合がいいからである。アメリカの不良債権処理業者が日本で旨みのある仕事をしている。企業やリゾートを今の内に買い占めて、景気回復したら高値で売れる。そのためにはもうしばらく日本の景気が悪いほうが、都合がいい。アメリカの国益に沿って言っていることなので、日本はいいなりにならなくていい。
不良債権最優先政策の失敗は明白になっている。ではどうしたらいいかというと、景気回復優先政策に路線を切り替え、健全な回復を誘導することが、すべての問題解決の出発点である。長期的には財政不安を取り除くしっかりとした案を出すことが大切である。長い目でみるなら体質改善がいちばん大事である。企業の戦略については、3つのキーワードがある。一つはBPR(ビジネスプロセスエンジニアリング)。ITを上手く使用し、仕事の効率化と経費の削減をすることが大切である。2番目は、グローバル。ものづくりは中国で行い、日本でしか造れないものが残っていく。もう一つはフロンティアスピリット。 
価格破壊で良いものを安く売っても利益のできるコスト構造にすること。心と体と自然に関連した分野に、人々がお金を使うようになっているので、このビジネスチャンスを上手く捉えることが大切である。2004年以降、明るい方向へ向かう流れになるので、足下の厳しさを乗り越えると同時に、次に向けて戦略を構築するという時期にさしかかってきている。

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  「なかがわ・みなとフェスティバル」2003

青年部会/会員交流委員会 委員長 仁部信夫
        事業推進委員会 委員長 山田章博
開催日/平成15年10月12日(日)
会場/しらかわホール
入場者数/550名 関係者総数:120名
出演者/HANABI(中川法人会
      和楽「Wagaku」 倭太鼓「飛龍」

今回、“HANABI”のメンバーとして参加して頂いた新入会員の安藤隆典さま、高山信一さま、山本明彦さまに「なかがわ・みなとフェスティバル」2003に参加して、と題し感想をいただきました。

会員拡大委員会 
有限会社アンドー工業
取締役 安藤隆典


はじめて太鼓をたたいた時の事は忘れないだろう。
ズンと腹の奥に響く低く太い心地よい音。その一瞬、周りの音が消え去り空気が震え、その振動が体の中にしみ込んで、体の奥底に届いたような気がした。不思議な感覚だった。そして5分後には汗をかきながら夢中にたたく自分がいた。
とまどいながら加わった練習も回を重ねるごとに太鼓をたたく楽しさと、皆と一緒になる連帯感が心地よく、新入会員でありながら“HANABI”の一員としてこの大きなイベントに参加できたことはすばらしい思い出となった。そして新しいことにチャレンジし、つみ重ねた経験が、何より明日につながる財産となっただろう。
法人会の皆様、そして「和楽」の皆様ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。


会員拡大委員会
有限会社トラベルプラザメイナン
代表取締役 高山信一


本年度青年部新入会員のトラベルプラザメイナンの高山です。今回、法人会和太鼓チーム『HANABI』に、参加をさせて頂いて、また、この度『しらかわホール』という素晴らしい舞台に立たせて頂いて、大変感激致しました。私自身は、青年部会からの練習案内のFAXにて、てっきり新入会員は強制的に出席しなければならないのかと思い、6月より練習に参加致しました。その後、3ヶ月間血の滲むような(笑)練習を重ねてまいりまして、今回のステージに挑んだわけであります。ご観覧戴いた方々から、『わずか半年余りの練習でよくやったね』との労いのお言葉を頂戴いたしましたが、自分自身としましては、まだまだだと思っております。今後は、もっともっと精進して、皆様に感動を与えるようなチームにして、いずれは地域の老人ホームや障害者施設などに慰問して喜んで頂ける様な所まで頑張って参りたいと思っておりますので、これからも皆様の応援をお願い致します。また、『HANABI』を通じて、色々な方々とのコミュニケ−ションがとれた事が、非常に嬉しく思っております。チームとしましても、仲間が沢山いた方が賑やかで活気も出ますので、皆さんも、是非、参加してみて下さい。お待ちしてます。


会員拡大委員会
有限会社プラス
代表取締役 山本明彦


ドンツクドンツクドンドンツク…知らぬ間に拍子をとっていたのは私だけではないはずです。新入会員として参加した8月22日から、日が迫るにつれて何かに取り憑かれたように、口ずさんできました。風呂でも、リズムを取っていたようで、子供に「太鼓の練習してたでしょう」と指摘されてしまう日々。練習不足の不安で一杯でした。やっぱり本番当日は、もう一杯いっぱいで、自分のことで精一杯だし笑顔は引きつっているし大変。それだけに終わったあとは、「ホッ」として、身も心も軽くなって二次会はムチャクチャ楽しかったです。やればできる!次はもっと…と欲も出てきちゃったかな?当分、和気あいあいとしていて真剣味もある「HANABIのメンバーと太鼓」にハマっちゃいそうです。
 
photo なかがわ・みなとフェスティバル2003

photo なかがわ・みなとフェスティバル2003

photo なかがわ・みなとフェスティバル2003

photo なかがわ・みなとフェスティバル2003

photo なかがわ・みなとフェスティバル2003

photo なかがわ・みなとフェスティバル2003

photo なかがわ・みなとフェスティバル2003

photo なかがわ・みなとフェスティバル2003


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  第22回通常総会
日時/平成15年5月15日(木)午後3時00分〜  
会場/ホテルグランコート名古屋

第22回通常総会は今回は会場をホテルグランコート名古屋に移し、中川税務署長様をはじめとして、税務関係機関の幹部のかたがた、各友誼団体のかたがたをご来賓に迎え、会員約350社が出席して盛大に開催されました。
総会は高橋会長の挨拶より始まり、今年で3年目を迎えるモデル法人としての研究テーマ(楽しく活動できる法人会)に基づいた会活動の充実、組織の拡充、会員の結束を力強く呼びかけられました。
また、税のオピニオンリーダーとしての法人会の役割の重要性を強調されました。
その後、会長が議長となって次の議案を上程し、審議の結果全議事案が可決承認されました。

第1号議案 議事録署名人選任の件
第2号議案 平成14年度事業報告承認の件
第3号議案 平成14年度収支決算監査報告承認の件
第4号議案 平成15年度事業計画案承認の件
第5号議案 平成15年度収支予算案承認の件
第6号議案 役員改選の件


引き続き、表彰状及び感謝状の贈呈があり、更に、来賓の方から祝辞をいただき、盛会裡に終了しました。総会の後、記念講演として、テレビラジオ等でご活躍されてみえます(株)UFJ総合研究所シニア・フェロー原田 和明 氏をお迎えして「日本経済再生の処方箋」と題して、日本経済の問題点をわかりやすく解説いただきました。
講演会終了後、立食による懇談会に移り、会員相互の懇親をはかりました。
日頃の忙しさも忘れ、和気あいあいとした雰囲気のなかで解散いたしました。

表彰状等受賞者名簿
【会員加入勧奨表彰状】
広見支部、愛知支部、野田支部、
南陽支部、八熊支部、篠原支部、
小碓支部

【最高ブロック賞】
Aグループ 小碓支部

【役員表彰状】
(株)道和機械製作所(広見)
(株)マルホ(八熊)
(株)三電社(正色)
南州電気工事(有)(正色)

【感謝状】
●理事 岩間 俊夫 ●理事 塩谷 貞夫
●理事 内ヶ島 厚志(青年部部会長)
●理事 近藤 猪三郎 ●理事 山本 勲
●理事 鈴木 美智子(女性部部会長)
 
photo 通常総会

photo 通常総会

■会場の様子photo 通常総会
女性部会でご活躍の皆様(はいポーズ)

photo 通常総会
岩間理事のお別れのご挨拶(長らくご苦労様でした)

photo 通常総会
受付での各支部代表の方々(えーっとどちらの会社かな?)


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